英語の勉強ってなにから始めるのが効果的なんだろうって思うことはありませんか?
人は聞く、話す、書くの順番に習得すると聞いたことがありますが・・
どれも意識的に英語のある環境に身をおかないと難しそうですよね。
中でも今回は、その中でも一番きっかけが難しい「話す」について勉強ができる本の紹介をしたいと思います。
フォニックスとは何か?
フォニックスとは文字と音のルールです。
例えば、「win」と「wine」では読み方が異なります。
・「win」の読みは「ウィン」(意味:勝つ)
・「wine」=「ウァィン」(意味:ワイン)
語尾に「e」が付くと語尾の「e」は発音せずにひとつ前の母音が「ァィ」に変わります。
このルールをこの本では「サイレントe」のルールと呼んでいます。
このルールは他にも
cut(切る)→cute(かわいい)
hop(跳ねる)→hope(望む)
なども同じルールとなります。
つまり語尾に「e」がついた単語はひとつ前の母音が読み方が変わると覚えてしまえば、
わからない単語だとしても読めるようになっていくわけです。
フォニックス読みとは?
フォニックスは発音記号のいらない勉強法です。
アルファベット読みとは少し違ってフォニックス読みというものがあります。
アルファベット読みは、ABC(エー、ビー、シー)・・・と読むところを
フォニックスではABC(アー、ブ、ク)・・・と呼んでいきます。
フォニックスでの26文字の読み方を覚えて発音をするとグッとネイティブのような発音ができるようになります。
先ほどのWinとWine(ウィンとワイン)を例にします。
フォニックスでは、w→ウ、i→イ、n→ヌと発音します。(eは発音しないので割愛)
win→ウィヌ
wine→ウァィヌ
と発音になります。グッと発音が上手になったように感じませんか?
そして、ここで先ほどのサイレントeに補足です。
サイレントeのルールは語尾に「e」が付く単語の場合、「e」は発音せずにひとつ前の母音の読み方が変わるんでしたよね?
そうです。その母音の読み方とは今まで習ってきたアルファベット読みに変わるのです。
もう一度見てみますね。
win→ウィヌ
wine→ウァィヌ
「i」の部分が「ィ」から「ァィ」に変わっています。
つまりサイレントeのルールとは、語尾にeが付いた単語はeを発音せずにひとつ前の母音がアルファベット読みに変わるということです。
こんなルールがあったなんてちょっとびっくりしませんか?
ここまでで、この本のフォニックスのルール2まで説明しちゃいました。
この本ではルール7まで解説があります。
ルールに収まらない例外もありますが7つのルールを覚えるだけでとてもたくさんの
英単語の発音を体系的に学ぶことができます。
頭の中で考えて覚えるというより、書いて覚えるほうが身に付きやすいです。
何度も書いて、実際に発音してみることで、体に発音が染みついていきます。
また、簡単な単語から学習ができるので、小さな子供から中高年の方でも学びやすい本となっています。
なかなか口から英語が出てこないという方でも、書くことは得意だったりしませんか?
英語の学習にぜひおすすめの一冊となっています。
興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
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